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市歌?「燃えよドラゴンズ」

市歌「わが名古屋」の項で、名古屋の人は歌に興味がないと言いましたが、そういえば一つだけあった!
すみませんでした!

例外中の例外、「燃えよドラゴンズ」です。

「燃えよドラゴンズ」は1974年に板東英二によって歌われて以来、毎年、新たな歌詞でリリースされるドラゴンズファンのソウルソングとして、またスーパーのバーゲンや、困った時のカラオケ曲など、ユーティリティに使われています。

1番の歌詞は不変で、これがそのまま球場で歌われるので、ドームに野球観戦に行く時は最低知っておくべきかと思います。
というか、名古屋人はだいたい知ってます。
(大阪でいう「六甲おろし」と同じ)

歌詞の2番は

○○(一番打者)が塁に出て、
○○(二番打者)が送りバント
○○(三番打者)がタイムリー
○○(四番打者)がホームラン

というのが、毎年セオリーになっています。

ちなみに、初版の74年には、「このパターンで得点」をしたことがなかったそうです。

とっくに引退していても、この曲に出てくるおかげでいまだに話題に上ったり、思い出される選手もいます。
(主として飲み屋でですが)

そういった意味でも、当曲はドラゴンズと名古屋人を繋ぐ立派な名古屋文化の一つと言えるでしょう。