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練り歩くだけの名古屋まつり

秋といえば気候もよく、全国各地で多様なお祭りが行われますよね。

当地でもご多分にもれず、市を挙げて行われるのが「名古屋まつり」です。

しかし、この名古屋まつりがイマイチ盛り上がりに欠け、かつ、メジャーでないのには他所のお祭りと一線を画す、とある理由があります。

それは、なんか適当にのろのろ練り歩くだけ、ということです。

からくり山車など一つひとつのポテンシャルはかなり高いのですが、なにせ練り歩くだけなので、退屈極まりない祭りとなっています。

これに危機感を抱いた(気づくのが遅い)名古屋市では、近年、「名古屋おもてなし武将隊」といういわゆる「イケメン観光コンシェルジュ団」を結成させ、そのユニットによる演武や、YOSAKOIソーラン集団による踊り(困った時のYOSAKOIソーラン!)などエポックな試みを打ち出していますが、

ま、結局、それも

「練り歩くだけ」

なので、「行列が多少長くなった」くらいの効果しか挙げていないのが現状です。

市には祭りの抜本的な対策を練ってもらいたいと、毎年カップ酒を片手にぼんやり楽しんでいます。
(楽しんでるじゃん!!)