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強いのか弱いのかグランパス

地元に根ざしているプロスポーツチームとして、ドラゴンズのほかにもう一つ、Jリーグの「名古屋グランパスエイト」があります。

名古屋グランパスエイトの「エイト」は名古屋市の市章「丸に八」から来ており(万年8位という意味ではない)、トヨタ自動車サッカー部を母体としています。

リーグ発足当初は、トヨタの潤沢な資金の下、リネカー選手、ストイコビッチ選手など、世界のビッグプレイヤーを取る傾向にありましたが、最近はユースや地元からじっくり育成という方針を取っています。

Jリーグが創設されたのが1991年ですので、まだまだ文化と呼べるものは、グランパスにはありませんが、子供向けサッカー教室など精力的に地域と密接な関係を築いています。

今後50年、100年と歴史を積み重ねてどんどん有名選手を輩出して、「名古屋と言えばドラゴンズとグランパス!」と言われるような存在になってほしいものです。

私見ですが、毎年、グランパスは「強いチームには勝つが、弱いチームにさらっと負ける」という傾向があります。

この名古屋人にも共通する二面性(華美だがケチ)をなんとかすることから始めないといけませんね。