名古屋文化論~不思議なナゴヤの魅力
名古屋の、その知られざる複雑怪奇で特殊な文化について、名古屋出身の私が解説しています。
名古屋文化論~不思議なナゴヤの魅力 > 瑞穂区・昭和区
熱田区の東に位置する「瑞穂区」は、公園の数より学校の数の方が多いと言われるほどの文教地区で、桜の名所「山崎川」が流れる穏やかな住宅地となっています。
「瑞穂陸上競技場」はJリーグ名古屋グランパスエイトのホームスタジアムとして知られ、各種スポーツ競技が開催される名古屋随一の競技場施設となっています。
瑞穂区の北に位置する「昭和区」は、閑静な住宅地が広がり、中心地「八事」を中心に名古屋大学医学部・南山大学・中京大学など、多くの教育施設が並びます。
名大病院や日赤病院などの医療施設も多くあり、「山手通」沿いには高級マンションが立ち、丘陵地には静かな街が広がっています。
両区に共通するのは、「富裕層が多く住んでいる」こと。
土着の名古屋人というよりは、あとから住みついたお金持ちが多く住んでいます。
この近辺では、あまりトラッドな名古屋ことばは使われず、概して、名古屋の中の「ハイソな都会住宅地」といった雰囲気があります。
住宅地とはいえ、複数車線で広い道が多く見られ、よく高級外車が「名古屋走り」で通る姿が見られます。
そういう意味でも注意が必要です。