名古屋文化論~不思議なナゴヤの魅力 > 台湾ラーメン・ベトコンラーメン

台湾ラーメン・ベトコンラーメン

前項のスガキヤラーメンも、名古屋ならではのラーメンではありますが、ここでは、中華料理屋で出くわす、名古屋ならではの不思議なラーメンをご紹介します。

ひとつめは「台湾ラーメン」です。

なぜ台湾か、と言われるとさっぱりわかりませんが、唐辛子&ニンニクががっつり入り、そこにひき肉とニラが入った大変刺激的な一品です。
(注:坦々麺ではありません)

いかにも、男子が好きそうな具のラインナップですが、若い女性も普通に食べています。

あそこの店がおいしかった、とかガールズトークに出てくるくらいです。
すごいぞ名古屋嬢。

もうひとつ「ベトコンラーメン」というのがあります。

調べると、ルーツは名古屋ではなく、郊外の一宮市、または岐阜市という説が有力のようです。

ベトコンは凄まじい量のニンニク+もやしを主とした野菜を麺の上に乗せるというもので、簡単に言うと「二郎ラーメン-量-肉」と思っていただければよろしいでしょう。

これまた、なんで「ベトコン」なのかよくわからないのですが、ニンニクでスタミナをつけて「ベストコンディション」の説が有力です。

どちらのラーメンも主たる名古屋めしではありませんが、間違いなく名古屋人のソウルフードです。