名古屋文化論~不思議なナゴヤの魅力
名古屋の、その知られざる複雑怪奇で特殊な文化について、名古屋出身の私が解説しています。
名古屋文化論~不思議なナゴヤの魅力 > 名古屋飛ばし
名古屋三大タブー!
ビジネスで名古屋人と接する時は、この雑談に注意しましょう。
まとまりかけた商談が一気にご破算になりますよ。
赤みそについては、別項で述べてありますので割愛しますが、次の「名古屋飛ばし」、ここ重要です。
海外アーティストなどがコンサートをやる時に、東京→大阪→福岡などと、名古屋を飛ばして公演を行うものです。
プライド(だけ)が高い名古屋人はこれが許せません。
マイケル・ジャクソン、マドンナが有名ですが、もっともひどいのは、エリック・クラプトン。
初回公演が東京3デイズ→大阪2デイズ。
2回目が大阪2デイズ→京都→北九州→静岡→東京2デイズ。
まるで名古屋眼中になし。
まあ、正直なところ、本当に好きなファンは、冷静に東京や大阪に行くんですけどね。
関東関西の中間に位置し、集客が見込めるかわからない名古屋で公演を打つリスクは、わからなくもありません。
が、そんなことはどうでもよくて、単に「名古屋を飛ばす行為」というのが名古屋人的には許せないわけです。
最後に、「飛ばす」とは少し違いますが、ソウルに「大逆転を食らった」1988年のオリンピック招致失敗も、いまだ名古屋人の胸にグッサリと大きな爪痕を残しています。