名古屋文化論~不思議なナゴヤの魅力 > セーラー服文化

セーラー服文化

学校ついでにもう一つ。

名古屋の街を歩いているとよく目にするのがセーラー服です。

あ、セーラー服おじさんのことじゃないですよ。
(それも名古屋ですが)

普通のうら若き女子高生のほうです。

昨今では、全国的にブレザーの制服が流行っているようですが、名古屋ではまだまだセーラーが人気です。

名古屋のセーラー服は襟が大きく、前方は胸下まで覆うようになっているのが特徴です。

これを業界用語では「名古屋襟」と言うそうです。

また、公立中学の女子は、ほぼ100%がセーラー服で、襟が白いカバーで覆われています。

これは、少し汚れてもカバーだけ外して、すぐ洗えるしくみになっており、清潔かつ機能的に作られています。

今はともかく、昔の制服は洗濯ができなかったので、その名残かと思われます。

それにしても、いちいちクリーニングに出さなくてもいいとは、ケチな名古屋らしいなんとも合理的なアイデアです。

じゃあ、本来の襟はなんなんだよ、って話ですが。

さて、あまりディテールにまで言及すると、変態チックなので、このへんでやめておきましょう。