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中川運河の秘めたるポテンシャル

私個人的に、名古屋の今後の発展のキーを握る、と公言してはばからないのが、市内を南北に流れる「中川運河」であります。

名古屋駅の裏からスタートして名古屋港にそそぐ全長8.4kmの一見大したことのないものですが、その歴史は古く、竣工は昭和5年となっています。

鉄道貨物を港へ輸送したり、運河両サイドに立ち並んだ木材業者が原木をいかだにして沖へ流すなど、戦中戦後の名古屋の産業・物流を支えてきました。

その後、その役割を終えた現在では、ただのヘドロの蓄積したドブ川として、特に何にも使われておりません。

が、

私が思うに、その秘めたるポテンシャルは凄まじく、

・名古屋駅から名古屋港まで水上バスを走らせる
 (周辺の眺望が下町風情で味がある)

・運河沿いをサイクリング・ジョギングコースにする
 (往復17Kmという絶妙な距離)

など、その恵まれた立地条件から活用策はいくつもあると思うのです。

水辺を使った都市開発というのは、あまり手をつけたことのない領域かと思うので、余計にぜひチャレンジしてもらいたいと思っています。

まずは水質改善から!
ヘドロを取り除こう!

あっ、これが厄介だから手がつけられないのか。
残念。