名古屋文化論~不思議なナゴヤの魅力
名古屋の、その知られざる複雑怪奇で特殊な文化について、名古屋出身の私が解説しています。
名古屋文化論~不思議なナゴヤの魅力 > 北区・千種区
守山区のお隣「北区」です。
郊外とのつながりも強く、主として三菱系の工場が多く立ち並んでいましたが、その多くは団地やマンションに転用され、多くの住民が住む土地となっています。
(やや所得は低め)
中心である「大曽根」は、JR中央線・名鉄瀬戸線・地下鉄が重なり、ちょっとした繁華街となっています。
この近くにあるのが「ナゴヤドーム」で、野球開催時には大曽根界隈の飲み屋街も賑わうこととなります。
最後は、北区から下って、名古屋市の真ん中「千種区」です。
地下鉄東山線が東西に通り、千種~今池~池下~覚王山~本山~東山公園~星ヶ丘と、すべての駅に繁華街があり、非常に名古屋らしい、それぞれが個性ある古くからの商店街と街並みが連なっています。
特に「今池」は古くからの名古屋の文化を継承する街で、わかのわからない飲み屋から現代的なライブハウスまで、コアな名古屋文化発信の場ともなっています。
また、「東山公園」は全国有数の動物園・植物園として稀少な動植物が多く飼育されており、遠方から訪れる観光客も多くいらっしゃいます。
以上、超駆け足で名古屋16区の名所などを見て参りましたが、「区が違うと文化も違う」ということが少しでもお分かりいただければ幸いです。